張本勲氏がサンデーモーニングでまたまた大谷翔平さんにケチを付けていましたね。
今回は大谷翔平さんの上半身が筋骨隆々になっていたことに対して反論を言っていました。
大谷翔平の上半身は筋肉のつけ過ぎなのか?
右肘の述語のリハビリを終えてスプリングトレーニングに参加した時の大谷翔平さんの黒いノースリーブのシャツ姿が筋骨隆々の肩、腕、胸になっていた様子がネットなどでも話題になっています。
そのことに対してTBSの「サンデーモーニング」で張本勲氏が
「あんな体を作っちゃダメ。プロレスじゃないんだから。ケガする」
と発言していました。
イチローもメジャーに行ったときに筋肉質に肉体改造を試みたものの、あまりいい結果にはならなくて肉体改造をやめたこともあり、ネット上でも賛否両論が巻き起こっています。
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— 芸能界トレンド (@dreamfan693) February 24, 2020
さらに張本勲氏は
「あんな体を作ってはダメ。プロレスじゃないんだから。野球に必要な体だけでいいんですよ。ケガしますよ。体の大きい人は膝に負担がかかるから。まして人工芝。ケガが非常に多くなる。やってもそれ以上に走ればいいですよ。逆だもん。上半身ばっかり鍛えてもダメ。」
と一刀両断していました。
この意見に今回は張本勲氏の意見に賛成の人も多いようですね。
では実際のところどうなんでしょうか?
スポーツのフィジカルトレーナーとしても著名な桑原弘樹さんの話の見解はどうかというと。。。
大谷選手の実際の体もトレーニングも見ていないので詳しいコメントはできないという前提で話をすると、あのくらいでマッチョというのかなと疑問に思うということです。
段階的にトレーニングを経てようやく体が出来上がってきたという感想だそうです。
三頭筋が発達しただけで大騒ぎするほどではないということで、大谷翔平さんのウエートトレーニングは専門家からは無謀な肉体改造には見えないということです。
大谷翔平の肉体改造を張本勲の時代と比較することがナンセンス
大谷翔平さんはメジャーリーグの最先端の環境や理論、発想の中でトレーニングをしているので、裏付けがあるということ。
張本勲氏の時代とは大きく違って、現代はトレーニング環境から栄養摂取の分野も相当進化しているので、野球の技術的な練習と連動してトレーニングメニューがしっかり作られているわけです。
張本勲氏の時代と比べること自体、ナンセンスなのかもしれないと話しています。
肉体改造でケガをするという話には違和感
ウエートトレーニングをして身体を大きくすると膝に負担がかかってケガをするという話には違和感を感じるとともに誤解であると桑原氏は言っています。
体重が異常に増えればケガをしてもおかしくないですが、膝の周りを鍛えるトレーニングメニューもあり、ウエートトレーニングにはプリベンション・インジュリーというケガの予防を目的としたトレーニングもあるということです。
筋肉を付けるトレーニングに取り組んだ選手がケガをすると、筋肉を付けたことのせいになるのに対して、反対に筋肉トレーニングをしていない選手がケガをしても筋肉トレーニングしていないせいだとは言われないというような、日本の野球界は固定観念が払しょくできていないと言っています。
張本氏がバッサリ
張本勲氏、筋骨隆々の大谷翔平選手にダメ出し 「プロレスじゃない」「走れ」 | ニュースサイトしらべぇ
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張本勲氏はやたらと「走り込み必要論」を唱えますが、桑原氏はそのことにも違和感を感じているようです。
走り込みは心肺機能の向上と遅筋は鍛えられますが、その反対に活性化酸素がたまることによって抗酸化作用が落ちるため疲労が蓄積することによるパフォーマンスと集中力低下を生むそうです。
イチロー選手の場合は筋肉の柔軟性や可動域と疲労回復に重点を置いていたので、過度な筋肉トレーニングを避けたわけで、イチロー選手は筋肉トレーニングをやっていなかったわけではありませんもんね。
テレビでも特集が組まれていましたが、イチロー選手は自前のウエートトレーニングルームを移動式のトレーラーの中に構えていましたからね。
トータルな面で野球に必要な筋肉トレーニングをすることは問題ないのでしょうね。
桑原氏はウエートトレーニングがマイナスになるという、日本野球界の古い考え方は変えていくべきだと言っています。
その通りだと思いますね。