アメリカ中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)が金融市場の混乱を避けるため、政策金利を思い切って1%引き下げすることにしました。
アメリカのFRB|実質ゼロ金利対策に出る!
避けられないウイルスの感染の影響を懸念したアメリカ中央銀行FRB。
アメリカはやることが早い。
G6の中央銀行もドル資金供給拡充で合意した。それだけコロナ感染が世界的危機だって事。恐らく日本にとっては30年続いたデフレ不況から脱する最後のチャンス。半端な対応だったら安倍政権は見捨てられる。https://t.co/CS90cpIkP4— カリウス (@ravenseye001) March 15, 2020
今日、臨時会合を開催して、思い切って一気に政策金利を1%引き下げることを決定し、実質ゼロ金利政策に打って出ました。
景気回復にはゼロ金利政策しかなかったFRB
FRBはアメリカの企業がお金を借りやすくしないと、このウイルスの影響による景気の後退を止めることはできないと判断したのでしょう。
このような対応は実に4年ぶりの導入対応となります。
FRBは先日3日にもリーマンショック以来の11年半ぶりに緊急利下げをしましたが、15日に再度、金融政策を決定する臨時会合を開いて、今回の追加利下げを決定しました。
利下げ幅はが1%ということで、政策金利としてこれは0%~0.25%の範囲になります。
つまり事実上ゼロ金利政策と同義になりました。
暴落に次ぐ暴落の後、資金を回す動きが出始めました。
底値も近いと思います。
余力を確保して、XRPを積極的に買っていきたいと思います。アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、12日、金融市場の動揺を抑えるため、600億ドル、日本円で6兆円… https://t.co/Xx1fxz3aM6
— ももきち@XRP投資 (@kindle_papa) March 12, 2020
ゼロ金利ですから、企業などがお金を借りる際、金利を支払う必要が無くなるので、企業などが金融機関からお金が借りやすくなります。
その効果で景気悪化を留める効果をアメリカ政府は期待しているわけです。
FRBも声明でちゃんと公表しています。
経済の鈍化を回復するにはFRBはゼロ金利政策しか策はなかった
ウイルスによる感染拡大の影響で、アメリカの経済活動が鈍っていると。
アメリカでは、株式市場が大きく揺らいでいますし、人・モノの移動が減って現象して実体経済にかなりの影響が出ています。
FRBとしても、この影響をなんとか最小限に抑えるためにも異例の措置をすることに決定したわけです。
トランプ大統領もこのFRBの決定に対して、ホワイトハウスで記者会見し「とてもいいニュースで、アメリカにとってよいことだ。FRBにおめでとうと言いたい」とFRBの決断に称賛しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で金融市場の混乱が続く中、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、短期金融市場に2日間で1兆5000億ドル、日本円で150兆円を超える資金供給を行うことを決めました。 https://t.co/TXvkZiIBdu
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) March 12, 2020
大国アメリカ。
アメリカすらこのウイルスの影響が実体経済に大きな影を与えていることに焦りが感じられるニュースですね。