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富士山落石事故は過去にもあった|1980年大規模落石事故とは?

2019年8月26日に富士山で落石事故があり、ロシア人女性(29)がお亡くなりになりましたが、富士山では過去に大規模落石事故がありました。

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富士山大規模落石事故では巨石5~60個が一気に落石

1980年8月14日、頂上付近の久須志岳辺りにある岩場で落石が発生しました。

落石は2回発生。

その岩はなんと直径1mから2mの大きな岩がおよそ50~60個落石しており、それらが末広がりに広がりながら転がり落ちて来たそうです。

死者12人、負傷者は29人という大規模な落石事故だったようです。

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富士山大規模落石事故の落石の原因は?

原因は自然発生的に起こった落石だそうです。

人為的に発生することもある落石。

しかし、この場合は富士山が火山礫や溶岩、火山灰などが何十にも重なってできた山であるため、地層が不安定なので、もともと落石リスクは高い山とされていたそうです。

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富士山大規模落石事故の被害が拡大した原因は?

1980年は富士山が誕生したと言われている庚申(かのえさる)の年でした。

そして60年に一度の「御縁年」でもありました。

そういうこともあり、例年に比べて数倍の登山者が富士山に押し寄せて混雑していたことが被害が拡大した原因ともなっています。

お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。

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