戦隊ショーのお姉さんとして親しまれていた中山愛理さんがセクハラ・パワハラを受けていたことをTwitterで告白した問題。
いったいどのような内容のセクハラ・パワハラが行われていたのでしょうか。
戦隊ショーでセクハラを受けた中山愛理さん
中山愛理さんのTwitterでは最後の挨拶の後にセクハラ・パワハラの内容が告白されています。
#Gロッソ #リュウソウジャー 第1弾
全51公演無事に終了しました!
ご来場本当にありがとうございました😊
ショーも握手会も、最後のまたねー!まで沢山の笑顔が見られて嬉しかったです🤝
握手会でボディペを見せてくれるお友だちがいたので、最後はやってもらいました🎨
今週も笑顔で会えますように! pic.twitter.com/bvvldtVAhf— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) April 22, 2019
中山愛理さんのTwitterでの告白内容がこちらです!
私がごちゃごちゃ書くよりも、実際の中山愛理さんのツイートをご覧ください。
続きの文があります。
少し長いですが、読んでくださったら嬉しいです。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019
どうして卒業したかというと、入った当初からの度重なる嫌がらせ(基本的に挨拶も無視、握手会中に水を掛けて妨害する、など)と、セクハラ (男性器のあだ名をつけて呼ぶ、すれ違い様にお尻を揉む、避けられない空間での卑猥な質問や直接的に胸を触る、など)に黙って1年耐えていたら、
— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019
それも不愉快だったのかゴールデンウィーク明けに「力不足なのでもう来なくていいです」と言われてそれっきりです。
会社からは、余計なことを言ったらもうお前に仕事を振らないぞ、と強く言われていましたのでこれを発信するということはそういうことです。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019
わたしの力不足に間違いありません。しかしそれ以上に許してはいけないことが沢山ありました。
特に性的な嫌がらせは、気にしていない、怒っていないフリをし続けなければいけませんでした。
お客様のおかげでお仕事は楽しかったけれど、胸を張って子供たちの前に立つには、少し辛かったのも事実です。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019
降りかかる性的な嫌がらせを、気にせず笑って流せるのがよく出来た女だとも言われてきました。でも、平成も終わり令和の時代を生きる子供たちには、前時代的なハラスメントに苦しめられることなく、自らの権利を害されることなく生きて欲しいと思います。そんなヒーローに出会って欲しいと思います。
— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019
中山愛理さん、セクハラを受けても勇気ある告白
Twitterでツイートすることなのか?とか、いろんな意見や考え方があると思います。
子供たちもTwitterを見ることができるので、この判断はどうなのか?とか批判する人もいるかもしれません。
しかし、中山愛理さんもそんなことは重々わかった上で悩みに悩んで告白する決断をされたのだと文面からも伺えると思いませんか?
訴える場・方法が限られているということもあるでしょうし、私はこの告白はやむを得ず至った決断だと思います。
そもそも、セクハラ・パワハラが横行する環境を会社側が放置したことに大きな責任があるのではないでしょうか。
ひとつ間違えば、単なる解釈の違いや自意識過剰でセクハラを訴える女性もいるのも事実です。
しかし、この場合は一方的に中山愛理さんが言っているのではなく、政策の東映エージエンシーとその委託先会社や会場の東京ドームの「シアターGロッソ」も認めて謝罪していることからみると、完全にセクハラ・パワハラ認定でしょう。
以上のことでわたしは卒業です。
あいつは辞めさせられたから、と言っている人がいることも知っています。
あらゆることを笑って流すことができずにいた私は、さぞかしノリの悪い人間に見えたことだと思います。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019
「パワハラ、セクハラはただの冗談だから、そういう業界だから仕方ない」と散々言われてきました。お仕事が楽しかったのであれば、本当は余計なことを発信せずに黙って耐えておくべきなのかもしれません。ですが、どんな業界であれ次の世代のために変わらなければいけないと思っています。
— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019
お客様の声に本当に支えられてきました。
ありがとうございました。
楽しいことに水を差してしまって本当にごめんなさい。
どうか少しでもいい方向に、子供たちの未来に希望を抱ける正しい社会になりますように。— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019