昨年の東京・グランドプリンスホテル新高輪で2017年3月3日におこなわれた第40回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞されたときに宮崎あおいさんが付けていたピアスが素敵だと話題になったことがありました。
宮崎あおいが付けていたピアスが話題に
今さらながらそのピアス(イヤリング?)がいったいどこのブランドのものなのか、当時の写真をヒントに探ってみました。
これが宮崎あおいさんがアカデミー賞のときに付けていたピアスです。
アカデミー賞の宮崎あおい可愛過ぎる。 pic.twitter.com/QNeEwieJjt
— くぼさん。 (@shiki19951117) March 3, 2017
ピアスのブランドは「GRAFF(グラフ)」?
調査の結果!どうやら「GRAFF(グラフ)」で間違いないようです。
「グラフ」は1962年創業のダイヤモンドジュエラーです。
日本ではまだ一般的に知名度はそんなに高くないようですが、世界のセレブの間では「ハリー・ウィンストン」と同格の人気を得ているようです。
1960年にローレンス・グラフがロンドンで創業。
大粒で無色透明のダイヤモンドに対して徹底的にこだわっていて、ソリティアリングの場合は1カラット以下のものは扱わないそういです。
イエローやピンクなどカラーダイヤの在庫も豊富で、特にイエローダイヤはシェアの60%以上をグラフのものが占めているそうです。
デザイン自体はシンプルなものが中心ですが、大小のダイヤモンドを贅沢に使っているので、存在感があります。
ただ肝心の宮崎あおいさんが付けていたピアスとまったく同じものを探すことはできませんでしたが、よく似たピアスで「ニュアージュ イヤリング」というものを見つけました。
様々なシェイプのダイヤモンドとルビーが贅沢に施してあるエレガントなイヤリングです。
クッションカットの鮮やかなルビーが魅惑的で美しく輝いています。
気になるお値段は・・・実際にクラブサロン(店舗)に行かないとわからないようですね(^^;
一般的なブライダルジュエリーブランドに比べて価格帯はかなり高めらしく、価格相場としては75~120万円あたりのようです。
ただ、やはりグラフならではの光り輝く大粒のセンターダイヤを他のブランドではなかなか真似できないので、ゴージャス感があります。
日本では希少なピアスを選択した宮崎あおい
「グラフ」は創業者が大粒で無色透明のダイヤモンドにこだわっているらしく、「本物のダイヤモンド」と呼ばれるほどの品質だそうです。
また、鉱山から採掘した上質の原石を世界に5か所ある研磨工場に送ってカットの種類ごとにスペシャリストがおり、最高の技術でダイヤモンドを研磨し、ロンドンの本社工房でジュエリーに加工するという一貫した自社管理体制が敷かれています。
これだけの品質と豪華さを兼ね備えたグラフですが、日本では東京に4店舗、神奈川に1店舗、大阪に2店舗、あとは名古屋と福岡に1店舗の計9店舗しかありません。
そういった意味では、ハリー・ウィンストンなどの人気ハイブランドと格付けが同格であるにもかかわらず、日本ではまだあまり浸透していないので、他の人とかぶってしまうことは現段階ではあまりないのではないでしょうか。
さすが女優である宮崎あおいさんがアカデミー賞の授賞式に付けるだけの格のあるピアスですよね。