芸能

宮崎あおいの歌、ソラニンでのライブシーンがスゴい!

累計50万部突破の熱烈ファンを持つ週刊ヤングサンデーに連載された人気コミック「ソラニン」。

映画「ソラニン」でも宮崎あおいさんのライブシーンでの歌がスゴイと話題です。

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人気マンガ「ソラニン」の実写映画化がなかなか良い

浅野いにおさん原作のマンガです。

このマンガを実写版で2010年に映画化したのが映画「ソラニン」で、宮崎あおいさんが主演されています。

映画の中で宮崎あおいさんは歌を歌っているのですが、これがなかなか良いのです。

そのことについてちょっと触れてみたいと思います。

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宮崎あおいの歌が素晴らしい!

この映画「ソラニン」の中でライブシーンで演奏される曲「ソラニン」はASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)の後藤正文さんが作曲を手がけました。

映画では、宮崎あおいさん演じる芽衣子がバンド「ロッチ」のメンバーとして最初で最後のステージに立ちます。

バンドのメンバーはギター・ボーカルを務める宮崎あおいさん、映画「ROOKIES」や「BECK」、そして「オカンの嫁入り」では宮崎さんとも共演した桐谷健太さんがドラムス。

そしてベースにはサンボマスターのベース・近藤洋一さんというメンバー。

近藤さんは本職ですが、桐谷さんは実はドラムは元々叩ける得意な楽器だそうです。

ただ宮崎さんはギターを演奏するのは初めてで、ゼロからの練習だったそうですが、映画の中でフルで使われない曲までも完璧にマスターしたという熱の入れようです。

このメンバーで吹き替え無しでの演奏は緊迫感というか、メンバー同士の団結感も伝わり、このメンバーのライブシーンにかける思いがひしひしと伝わる演奏でした。

実際はやはりサンボマスターの近藤さんが本職ともあって、かなりリーダーシップを取ってみんなを引っ張っていったようですね。

三木監督も「ボクらスタッフが入れないくらいバンドでガッチリとチームワークが組まれていました。映画にもその関係性の良さは出ています!」と語り、宮崎あおいさんの力強い歌声とバンドの迫力のある演奏が聞こえてきたときには「歌声が聞こえた瞬間、鳥肌が立った。」と言うほど。

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スタッフの本気度が伝わる「ソラニン」のライブシーン

たいてい映画の中でのライブシーンっていうのは、残念ながらちゃちくてダサいのが多いですよね。

私も20年以上ライブハウスでバンド活動をやってきたのですが、もう恐ろしいくらいダサ過ぎるシーンが多いです。

「実際のライブハウスでの演奏はこんなじゃないんだけど、なんで映画ではちゃんとリサーチして表現しないかなぁ・・・。」といつも思っていました。


そんな中、ライブハウスでのライブシーンを見事に再現した映画が陣内孝則監督の映画「ロッカーズ」。

あの映画ではライブシーンが見事にカッコよく描かれています。

さすがバンドマンが監督やっただけあって、ライブハウス自体をレンタルして撮影したわけではなく、デザイン・製作したほど。


この「ソラニン」もサンボマスターの近藤洋一さんが三木孝浩監督にステージ上の細かい動きについて話したり、桐谷さんが音のバランスに関して撮影監督にリクエストしたりと、音楽経験者がしっかりとバックアップしたからこそカッコいいライブシーンが撮影できたのだと思います。

宮崎あおいの歌の才能が開花したか!?

ライブシーンではなんといっても宮崎あおいさんのボーカルに注目です。

長年バンドマンとしてやってきた私ですが、本当に初めて歌うの?と思ったくらいの迫力と力強さ、人を惹きつける力を持った歌でした。

たしかに歌が上手いわけではありません。

しかし、ロックバンドに必要な魅力のある歌声と力強さ、メッセージを伝える能力が備わっているなと驚かされました。

YouTubeなどにライブシーンの動画は挙がっていましたが、ここではあえてリンクしていません。

やはり映画のストーリーの流れの中で実際にそのライブシーンをご覧になった方が伝わるものが違うと思いましたので。


一度映画「ソラニン」をレンタルか何かでご覧になって、宮崎あおいさんの歌を聴いてみてはいかがでしょうか。

彼女の才能と魅力が感じられる映画だと思います。

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