芸能

石田純一出演の「抱きしめたい!」はトレンディードラマの先駆け

石田純一さんがトレンディ俳優と言われるようになったきっかけのドラマ「抱きしめたい!」は1988年7月~9月までトレンディードラマの先駆けとして放送されました。

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「抱きしめたい!」は石田純一の出世作

現在が2018年ですのでちょうど30年前のドラマです。

このころのトレンディードラマの人気はたしかにスゴかったですね。

この「抱きしめたい!」いわゆるトレンディードラマと呼ばれるドラマの先駆けで、平均視聴率はなんと18.5%!

ドラマの中で登場する浅野温子さん、浅野ゆう子さんのファッションやヘアースタイル、ライフスタイルは当時の若い女性たちの憧れの的で、二人の普段の生活スタイルも雑誌などで取り上げられました。

女優として長年のスランプに陥っていた浅野ゆう子さんを人気女優にした作品でもあり、浅野ゆう子さん自身も「このドラマのおかげで今の私がある」と言っています。

W浅野(ダブル浅野)という言葉が生まれたのも「抱きしめたい!」がきっかけで、このドラマで共演した2人の苗字がたまたま同じ苗字であったことからそう呼ばれるようになりました。

浅野ゆう子さん・浅野温子さんのダブル主演のトレンディドラマの代表作で、若い女性たちの間にドラマブームが起き、この後数々のトレンディドラマが作られていきました。

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「抱きしめたい!」に出演したおもな男優・女優

実はこのドラマに出演した石田純一さんにとっても「抱きしめたい!」は出世作で、このドラマ以降石田純一さんは「トレンディ俳優」と呼ばれるようになり、数々のトレンディドラマに出演するようになりました。

それまでは石田さんも俳優として今一つパッとしなかったんですね。

「抱きしめたい!」に出演するおもな俳優陣は以下の通りです。( )内が俳優名です。

・池内麻子(浅野温子:当時26歳) 29歳の売れっ子スタイリスト。独身で過去に早川圭介(岩城滉一)と付き合っていたことがある。

・早川夏子(浅野ゆう子:当時27歳) 麻子とは幼稚園のころから四半世紀におよぶ長い付き合いの親友。

・山下純(本木雅弘:当時21歳) 8歳上の麻子に好意を持っている麻子の職場の後輩。

・二宮修治(石田純一:当時33歳) 雑誌編集者で麻子に好意を持っており、純は修治をライバル視している。

・早川圭介(岩城滉一:当時36歳) 純と修治にとっては最大のライバルであるが早川夏子(浅野ゆう子)の夫。

この他のレギュラー出演者に布施博さんや早川夏子(浅野ゆう子)の母親役に故・野際陽子さん、そして池内麻子(浅野温子)のアシスタント役としてアントニオ猪木のモノマネ一本で勝負していたお笑いタレントの故・春一番さんも出演しています。

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「抱きしめたい!」はバブル感満載のドラマ

この時代ならではのシーンもいくつか見ることができます。

オープニングでは浅野温子さんがたばこを吸っていますね。

今ではなかなか見られないシーンです。

公衆電話も見なくなりました。

このころの携帯電話が恐ろしくデカいですね。

平野ノラさんがバブル時代を題材にしたお笑いネタで携帯電話を取り出しますが、本当にこれだけ大きかったんですよ。

石田純一さんと岩城滉一さんが着ているスーツも、当時はダブついていて肩パットが大きめだったのも今では見られませんね。

とてもバブリーだったこの時代のトレンディードラマ。

観直してみると、今でもおもしろいと思いますよ。

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