政治経済

ウイルスの感染力は湿度に弱い!?アメリカ国立衛生研究所

「ウイルスは湿度に弱い」という報告がアメリカの国立衛生研究所など委託で行われた報告書が公表されました。

これが本当なら、一つの光明が見え始めたと言えますが、実際のところはどうなのでしょうか。

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ウイルスの感染力はかなりしぶとい

アメリカでは「国立衛生研究所」「アレルギー感染症研究所」「全米科学財団」「国防総省先端技術開発庁」から委託されて「COVID-19媒介物報告書」がある程度まとまったそうです。

今後の動向としては専門家の内容精査がされるそうですが、おもに国立衛生研究所の専門家やカリフォルニア大学ロサンゼルス校、そしてプリンストン大学によって行われるとのことです。

その内容精査の概要が3月11日に公表されました。

Tumisu / Pixabay

その報告書では、COVID-19は「空気中で3時間、プラスチックの表面などでは3日間滞留する」という感染力がしぶといことが判明しました。

ということは空気感染、もしくは媒介物での感染リスクが高まったということになります。

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ウイルスは空気感染の可能性も

なぜ空気感染の可能性が高まったのかというと、空気中では3時間も生き長らえるウイルスであり、例えばペットボトルなどプラスチックの表面には3日間滞在できるわけですから、人と接触しなくても感染するというリスクが高まったからです。

おそらくプラスチックでなくても、ドアノブとかでもたいして変わらないのではないかと素人考えでは思ってしまいますよね。

そこで国立衛生研究所などの専門家がチームを組んで、空気感染するかどうか確認するそうです。

今までは感染者と濃厚接触がなければ感染することはないと言われていましたが、そんなことは言いきれなくなってきました。

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同時にウイルスの弱点も発見できた!

その研究結果で悪いことばかりがわかったわけではなく、良いことも発見できたようです。

ウイルスにも弱点があるということがわかったようです。

それは湿度です。

加湿器を使って湿度を50%にして気温を22.22℃にすると、ウイルスの活動が収まるということがわかったということです。


これは夏に湿度が高い日本にとっては朗報ではないでしょうか。

東京オリンピックは…諸外国の参加も必要なので開催はムリでしょうが、ウイルスから解放される可能性が見えてきたのかもしれませんね。

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