いよいよ最悪の場合、日経平均が1万円割れする可能性が十分に出てきました。
まさかと思える話ですが、その可能性は過去のデータから十分にあり得る話です。
ヨーロッパの経済危機が世界に影響する
ダウが急落してすでに2万ドルを割りました。
それに伴って日経平均も16,500円を割りました。
これはその後14,000円まで下がるだろうと思われていますが、それを破ってさらに下がるかもしれないということが少しずつ現実味を帯びてきています。

なぜそう言えるかと言うと、日本ではなくヨーロッパの経済状態が影響するということなんです。
リーマンショック以上の経済危機が目前に!
特にイタリアで感染が拡大していて、亡くなる方が激増しています。
そのためイタリアの国債の価格が急落しています。
そうなるとイタリアが財政危機に陥って国債の消化ができなくなってしまい、デフォルト状態に入るかもしれません。
そしてイタリアだけではありません。
ヨーロッパ全体が国境を封鎖していますので、今外出してはいけないということでお店も閉店しています。
大企業の生産活動もできていない状況になると、ヨーロッパ全体で大企業の倒産が増えてくるでしょう。

そうなると、今度は銀行経営が危なくなります。
不良債権が増えていることによってドイツ銀行が経営破綻するんじゃないかという話も実際出てきていますからね。
そのくらい今ヨーロッパは追い込まれている状況です。
もしかするとドイツ銀行が経営破綻するかもしれないので、これが世界に与える影響は半端ではないということになります。
リーマンショックどころか、リーマンショック以上の経済危機が訪れる可能性が出て来ています。
日経平均株価の1万円割れは可能性大!
冷静に考えてみたいと思いますが日経平均が2018年では24,000円という高値でした。
それが2020年は現在16,500円をつけているわけですが、これはわずか1か月ちょっとで32%も落ちているわけです。
これでもなかなか衝撃的な数字ですが、リーマンショックと比べる話があちこちから出てきていますが、株価がリーマンショック級に落ちるかもしれないと言われています。
ではリーマンショックのとき、どのくらい株が落ちたかというと、6割も落ちたのです。
24,000円の6割と考えてみましょう。
なんと9,800円ぐらいになります。
こう見てみると日経平均株価が1万円割れする可能性は十分にあります。

今まで日本政府はリーマンショック級ではないと言って今回の経済危機を低く評価していましたが、世界ではリーマンショック級である、いやそれ以上だと言っています。
そういった統計データも出てきているわけです。
となると この6割下がるというのは、もっと下がるかもしれないと考えておかなければならないと思います。
日経平均は9,800円以下になる可能性も十分にあるということです。
こうなってくると、日本ではかなりの企業・会社が倒産するでしょうし、消費も低迷するでしょう。
そして今は人手不足と言われていますが、逆に失業者で溢れるという状況になる可能性が直近でやってくる可能性があります。
これは非常に危機的状況です。
決して非現実的な話ではなく、そこそこリアルな話であると言えるのではないでしょうか。
今後、大不景気が襲ってくる可能性があるということだけは是非知っておかなければならないと思います。